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No.465
1999/12/09 (メール版 +82)
   
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●シアトルから(続報)●
   
 WTO関係閣僚会議が新ラウンドについての何の方向も示せずに決裂したことに、正直言って「ざまぁみろ」という気持ちです。
 シアトルに来て心に残ったのは「WTO・NO!」の運動が世界に広がっていること、アメリカなどが発展途上国を無視して強引に合意づくりを進めたことに対する反発の強さでした。こういう世界の流れが大きな力を発揮しつつあることに、ワクワクする思いでいっぱいです。
 私たちはシアトルで全米家族農家連合(NFFC)と会談しましたが、初めてとは思えないほど共感を抱きあい、「WTOの枠組みを超えた公正な貿易ルールの確立」のために、農民と消費者、国民が団結して、それぞれの政府とWTOに対するたたかいを強めることを合意しました。
 世界の食糧と農業を守る運動にって、シアトルは大きな出発点になりました。たたかいはこれからです。
(真嶋良孝)

●流れは変えられる、変えなくちゃ●

 
 インターネットで農民連のホームページを見ると、トップに掲げられているのが「WTO協定の改定を」というコーナーです。でも、そんなこと現実には遠い話だと感じていました。
 もっと情けないのが農政や農協です。「米が余るのは豊作のせい」一辺倒で、いまだに輸入米の存在には一切ふれないのです。煮物料理をするのに、鍋にあいてる穴を無視しているようなものです。
 さらに情けないのが、今回のシアトルでの日本政府の交渉団。いろいろと終わってからしゃべっていますが、実際にはクリントンから電話を 受けたオブチの指示で、アメリカの手先となって動き、他の国々から浮いてしまったとも伝えられています。
 ところがところが…
 今回のWTO決裂からわかったことは、これまでアメリカや日本の財界がすすめてきた農業政策が世界の本流ではないということ。農産物輸出国のアメリカやカナダの農民でさえ「家族農業をつぶすもの」と怒りの声をあげているのです。
 だれもが安心して安全な食べ物を食べられるよう、いっそう生産者と消費者とで力を合わせていきたいと思います。

●大好評! 農民連の運動から誕生したナタネ油と醤油●

 
 先週紹介した醤油が好評です。部数数万部の農民連の新聞に記事が載ったとたん、問合せ先になっている茨城農民連の事務所には電話がひっきりなしだったそうです。すでに問合せは、北海道から沖縄まで全国から受け、注文も1500本を超えているとのこと。「野菜だより」をインターネットで見てくださった方からの注文もあったとか。安心できる醤油を求める声の強さに、いまさらながら事務所の担当者も驚いています。
 また、なんども紹介している「菜の花応援隊」が生んだナタネ油のほうも好評で、ほば完売になったとのことです。 ちょうど私(すずき)が事務所にいたときにも問合せの電話がありました。聞いてみると、買い求めたナタネ油で天ぷらをあげたら、とってもきれいな色。近所の寄り合いにもっていったら好評で、その人たちにも油を紹介したいからもっと手に入らないだろうかという内容でした。

●ハクサイ泥棒

 
 世話なく自分で言うのですが、世界の農業から裏の畑まで話題にするのが本紙の魅力です。で、右の写真。ハクサイが4個盗まれた鈴木サトさんの畑です。ネギや菜っ葉の苗を踏みつぶして行き来したようです。
写真(1)
写真(2)

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