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No.454
1999/09/22
(メール版 +71)

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 季節はずれ?ですが、きょうはアスパラをお届けします。たぶん初めての品 目だと思います。前に紹介したことのある赤貧百姓こと、いわき市の阿部拓さ んが完全無農薬で栽培しているものです。  あわせて奮戦記(苦闘記)も寄せていただきました。


●不揃いのアスパラたち●



スウェーデンの国旗
いわき市の阿部さんと アスパラのハウス
   赤貧百姓からの脱出を賭け、ハウス栽培のアスパラで一儲け…とはいかなかったようです。
 育苗から株養成まで、アザミウマやアブラムシに襲われ、ストチュウ(にんにく、とうがらし入り木酢液)で防戦に努めました。そのうちに夏の高温で人も虫もダウン。やれやれと安心したとたん、
 こんどはヨトウムシが、葉という葉にびっしり。ハサミを持って、鶏のごとく枝をかきわけ株元の土を掘り、捕まえてはチョキン! その数たるや…この攻防戦は今もつづいているのです。
 普及センターの指導員からは無農薬でのアスパラ栽培は無理だといわれていました。県内では誰もいないそうです。
 アスパラは、たらふく肥料と水を食う植物だそうです。堆肥を地下には8トンちかく、地表にも5トン、発酵菌とともに投入しました。真夏のハウス内の暑さは想像を絶するものがありますが、毎日の水やりも休むわけにはいきません。さらに、生い茂ってく雑草とは間引き戦。
 おかげで、2度の熱射病にも見舞われました。「株が出来れば、収穫と水やりだけの楽な作物」という普及センターの先生の話にのった安易な小生の因果応報ですね。
 ともあれ、昨年の11月に種をまいて1年目で収穫するにはハウスが必須。そして雨よけ栽培は、大敵であるクキガレ病を防ぐ有効な手段なのです。露地栽培では、梅雨の時期、このクキガレ病で全滅に近い被害を受けることもあります(梅雨のない北海道が一大産地)。
 虫にかじられた跡や、細いもの太いもの不揃いですが、農薬も化学肥料も全 く使わずに栽培したアスパラです。安心して食べてください。

リアルタイムドキュメント(2)
●リストラ就農…高見の見物●  

 たよりNo.450で紹介したリストラ就農を決断したIさん(紙上では今後、袋 小路綾麻呂さんとお呼びします)。足場パイプで骨組みをつくって、ビニール シートで屋根を張り、 ただでもらってきた網(工事現場の落下防止用の不要品)で囲んで、鶏舎がおお よそ完成しました。  さっそくヒヨコを取り寄せました。とりあえずは50羽。  電気がきてないので、保温のために石油ストーブを利用するなど苦労してい ます。入スウ10日目。ヒヨコたちは元気です。



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