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野菜だより 1998/10/22 (メール版25) |
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◆ 白玉のキャベツ
茨城の県西地域は野菜の大産地です。そこで耳にはさんだところによると、いま市場には白玉のキャベツが出まわっているとか。
何のことかわからないですよね。
では、まず簡単なナゾナゾから。キャベツって何色をしてますか?
ふつうに答えるなら緑色でしょうね。ただし外側の葉をむくと、中のほうは 白っぽくなります。それが白玉。つまり外側の葉をむいたキャベツのことです。
農薬を使わないでキャベツを栽培していると、病虫害などで外観が悪くなることがあります。でも外側の葉をむけば、あと中のほうは大丈夫というばあいも少なくありません。
無農薬でがんばった農家が、そうした白玉を一般の市場にもっていったらどうなると思いますか? じつは、ほとんど相手にされません。とにかく判断の基準は安全性より外観ですから。
ところが今年は、ふつうならクズ扱いの白玉キャベツが出まわっている。つまり、それほど品物が少ないということです。一番の原因は、もちろんこの天気。農薬の散布量も多いんじゃないかなぁ。
◆ ワラ立て作業
先週も紹介した北嶋さん方への援農(一昨日)の一コマ。ワラ立ての作業です。初めてという人ばかりでした。
「風景としては見てたけど、何のために、どんなふうにやるのかなんて考えたこともなかった」
そんな声が聞かれました。これを読んでいる皆さんも、知らない人が少なくない? ということで、説明は来週に。
◆ 野菜がとろけていってしまう
先々週、鹿行産直センターからの野菜でセットを組みました。なぜ?という質問を何人かの方からいただきました。ちょっと驚きました。
上の記事もそうですが、これまでにも天候の影響はいろいろ書いてきたつもりでした。けど、あまり伝わってなかったんだなぁ。
この悪天候つづきのために、畑で野菜がとろけていってしまうのです。田んぼがぬかって稲刈り作業が手間どり、畑に手がまわらないということもあります。
昨夜も野菜がそろわないということで、鈴木康子さんが電話をかけまくって困っていました。
自然を相手に生産しているのが農産物。いくらカネを出したって、あるいは机の上の計算したって何も生産されません。お天道様が照る下で百姓が汗を流すところから生まれるのです。
生産者にすれば収入に直接ひびいてくるので深刻な問題です。同時に消費者の方にとっても、食べ物のことを考える機会にしてもらえたらと思います。
天候はどうしようもありませんが、農家が汗を流そうという意欲。これは消費者の応援にかかっています。
◆ 同じ野菜が続く理由
もしかすると、このごろ特に同じような野菜がつづくと思われるかもしれません。
そのわけは、つまり上記のような事情です。どうぞ、ご了承ください。
それから、今週も玉子は1パックずつしかお届けできません。これは雨続きのせいとは、たぶん違います。生産を平準化できないという技術の低さの問題です(反省)。
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